コラム

資産価値が低下する原因とは?

資産を所有している場合、その価値がどのように変動するかは気になる問題のひとつです。
将来的な資産価値が下がる原因を正しく理解することで、損失を防ぐ手がかりになります。
ここでは、資産価値が低下する原因について解説します。
▼資産価値が低下する原因
■経年劣化
建物の老朽化や設備の故障など、物理的な劣化は資産価値の低下につながる要因です。
築年数が経過するごとに外壁や配管などに問題が生じやすくなり、修繕が行われていないと購入希望者から敬遠されやすくなります。
目に見えない部分の整備も評価に影響を与えるため、外観だけで判断しないよう点検を行いましょう。
■周辺環境の変化
建物そのものに問題がなくても、周囲の環境変化によって価値が下がることもあるでしょう。
例えば近隣に工場が建設されたり、交通の便が悪くなったりすると、エリア自体の魅力が薄れてしまいます。
資産を維持するには、物件の中身だけでなく周辺の動向にも目を向けることが大切です。
■景気や需要の影響
景気全体が落ち込んでいるときは、需要そのものが減少し、資産全体の評価額が下がりやすくなります。
また人口の移動や高齢化などにより、土地や建物の需要自体が減少するケースも少なくありません。
ニュースや指標などに目を向け、修繕や売却など適切な判断ができるよう情報収集することが大切です。
▼まとめ
資産価値の低下には、物理的な劣化だけでなく、景気や需要といった外部要因も関係しています。
あらかじめ原因を理解しておくことで、適切に対策を講じることが可能となるでしょう。
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