賃貸物件を契約する際、物件選びと同様に気になるのが、初期費用です。
家賃以外にも、事前にどのような費用が必要なのか、把握しておくことが大切です。
この記事では、賃貸契約時に発生する初期費用について紹介します。
▼賃貸契約時に発生する初期費用
■敷金
敷金とは、借主が退去する際の原状回復や未払い家賃などに備えて貸主へ預けるお金です。
多くの物件では家賃の1〜2か月分が相場となっており、退去時に差額が返金されるケースもあります。
■礼金
礼金は、物件の所有者に対して支払う謝意を表す費用です。
契約時に一度だけ発生し、返金されることはありません。
■仲介手数料
仲介手数料は、不動産会社が物件を紹介・契約手続きを行う対価として発生する費用です。
上限は家賃1か月分とされ、借主と貸主のどちらが負担するかは事前に明示されます。
■火災保険料
賃貸契約を結ぶ際、多くの場合は火災保険への加入が求められるのが一般的です。
火災や水漏れなどのトラブルに備えるもので、費用の相場は1万5千〜2万円程度でしょう。
■保証料
連帯保証人を立てる代わりに、家賃保証会社を利用する場合に発生するのが保証料です。
初回費用として家賃の30〜50%程度を支払うケースが多く、年1回の更新料が別途必要な場合もあります。
▼まとめ
賃貸契約に必要な初期費用には、敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料・保証料など、複数の項目があります。
それぞれの役割や金額の目安を理解することで、物件選びの予算を立てやすくなるでしょう。
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